「ラントバルト奇譚」の世界観
古の伝承が息づくラントバルト地方
物語が展開するのは八十年代末のヨーロッパ。舞台となる小国エンヴァノアは、国土の半分を森が占めている自然豊かな国です。大都市ケッパーヒル、のどかな田舎町ブラウンベリー、そしてイーライが赴任する小さな村ホーリーブッシュ。
ホーリーブッシュをはじめ、黒い森に接している西部地方は「ラントバルト地方」と呼ばれ、この地方で古くより語り継がれてきた伝承は「ラントバルト奇譚」として、ラントバルトに住む人々の間にひそかに、しかし連綿と受け継がれています。
童話集「ラントバルト奇譚」とは?
にぎやかな都市部から遠く離れ、鬱蒼としげる森に囲まれたラントバルト地方。
古来からの民間伝承として、ラントバルトのごく限られた地域のみにひっそりと語り継がれてきた童話が「ラントバルト奇譚」です。
ただのおとぎ話?いえ、そうではありません。一見すると子供向けの童話に見えるこの伝承には、語り継がれる元となった「事件」がたくみに隠し込んであるのです。
子供をさらう黒い小人、湖にひそむ蛇の王様…かつてラントバルトに満ち溢れていた不可思議な伝承は、童話へと姿を変えて、今でも黒い森の中に隠れているのかもしれません。
「ラントバルト奇譚」の舞台
ホーリーブッシュ
神父修行のためにイーライが赴任してきた小さな村。
「ラントバルト奇譚」が住人の間に浸透しているこの村には、黒い小人バルバットや、教会を守護する悪魔など、ラントバルト地方特有の珍しい言い伝えが今もなお息づいています。
この村の教会にある地下書斎で、イーライは『本物の悪魔』コンラッドと出会うことに…。
ブラウンベリー
ホーリーブッシュ村から一番近い田舎町。自然と調和した町並みには、のどかな空気が漂っています。
ブラウンベリー警察署やアルストロメリア病院があるこの町には、ホーリーブッシュからも多くの人が訪れていますが…噂によると、町の裏にある酒屋横丁には、危ない人がたびたび出入りしているんだとか。
ケッパーヒル
エンヴァノア随一の大都会。さまざまな人が行き交う、とても賑やかな町です。
先輩神父のマクウェルは、ここにある大学の非常勤講師としてたびたびケッパーヒルを訪れていますが、彼が頻繁に街へ出かけるのにはどうやら別の理由があって…?
黒い森
エンヴァノアの国土の半分近くを占めている、モミやトウヒが生い茂るとても大きな森。あまりに深いので、地元の人でも決して一人では立ち入ろうとしません。
シカやアカリス達が住むこの森のさらに奥には、果たして何が潜んでいるのでしょうか…。
耳で読む「ラントバルト奇譚」
ラントバルト地方の古い伝承を集めた「ラントバルト奇譚」。
その中の一つ、「ネムンローゼの悪魔」をご紹介します。
※こちらの動画は一次創作小説の朗読動画作成サービス「創作to朗読」様のご協力のもと作成いただいたものとなります。

YouTube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、YouTube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は YouTube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.